過去の研究発表会(第90回~第129回)

下記の研究発表会は予定通り終了致しました。

第129回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

    • と き  2023年10月22日(日) 午前10時~午後7時(予定)
    • ところ  東京大学文学部 一番大教室
      住所 〒113-8654 東京都文京区本郷7-3-1
      (zoomを併用したハイブリッド開催)
    • プログラム

※発表はお一人につき40分(招待発表者は50分)です。途中休憩を挟みます。

○研究発表(午前10時)
一、訳官系唐音の重層性と原音音系王竣磊
(午前10時40分)
二、古文書における借字表記語彙の展開―「穴賢(アナカシコ)」を例に―山本久
(午前11時20分)
三、訓点資料における助詞モの用法小池俊希
(午後2時)
四、ベトナムの『論語』の注釈書における固有名詞の識別と読解についてグエン・ティー・トゥー・フエン
(午後2時40分)
五、『日本大辞書』の近世文学用例より考察する山田美妙の辞書編纂法河瀬真弥
(午後3時20分)
六、記録体における仮名交じり表記の展開柳原恵津子
(午後4時20分)
七、(招待発表)釈読口訣資料にみえる「―白―」の機能成宇哲
(午後5時10分)
八、(招待発表)釈読口訣の引用構文について李康赫
(午後6時10分)
九、中世後期・近世書字教育史資料としての朝鮮資料矢田勉
○ 会務報告(午後6時50分)

すでに終了した研究発表会のお知らせはこちら

第128回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

      • と き  2023年5月14日(日) 午後1時~午後6時
      • ところ  Zoomを使用したオンライン開催

今回の研究発表会のポスターは以下のリンクからご利用下さい。
第128回研究発表会ポスター

    • プログラム

※お一人につき発表時間25分、質疑応答15分の計40分です。途中休憩を挟みます。

○研究発表(午後1時)
一、漢文助動詞「須」の受容について王沁臻
(午後1時40分)
二、漢語畳語「𠮟𠮟」小考―『菅家文草』巻一における校異と「吒」の字体中山大輔
(午後2時20分)
三、『箋注倭名類聚抄』に指摘される『本草和名』の誤り武倩
(午後3時30分)
四、日本漢文における「和習」概念の問題点田中草大
(午後4時10分)
五、『朗詠要抄』と『和漢朗詠集』鎌倉期加点本の去声字のふるまい—資料横断的な漢字音・漢語音データベースとの比較から—加藤大鶴
(午後4時50分)
六、成簣堂文庫蔵周礼鄭注の「伝来」の再考小助川貞次
○ 総会・会務報告(午後5時30分)

第127回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

        • と き  2022年10月16日(日) 午後1時~午後7時
        • ところ  Zoomを使用したオンライン開催

今回の研究発表会のポスターは以下のリンクからご利用下さい。
第127回研究発表会ポスター

    • プログラム

※発表時間は40分(招待発表は60分)です。途中休憩を挟みます。

○研究発表(午後1時)
一、『言海』語源欄における漢字表記注記考―正統ではないとする漢字表記注記について、判定の根拠と注記の目的―河瀬真弥
(午後1時40分)
二、和訓注からみた改編本系『類聚名義抄』諸本関係林楚宜
(午後2時20分)
三、漢字字体と慣用音―「萌」の字音の変遷を例に―大島英之
(午後3時20分)
四、慶長十五年版『倭玉篇』の重出字に関する一考察王聿舟
(午後4時)
五、(招待発表)口訣と吏読の間のいくつかの不一致形態崔成圭
(午後5時20分)
六、成簣堂文庫蔵周礼鄭注について小助川貞次
(午後6時)
七、類聚名義抄の注釈的研究池田証寿
○ 会務報告(午後6時40分)

第126回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  2022年5月22日(日)
          • ところ  Zoomを使用したオンライン開催

今回の研究発表会のポスターは以下のリンクからご利用下さい。
第126回研究発表会ポスター

  • プログラム
○研究発表(午前10時)
一、借字表記語彙からみる古文書漢文の和化過程―鎌倉~南北朝時代の「目出」を例に―山本久
(午前10時40分)
二、唐招提寺文書「家屋資財請返解案」における文体と表記―「厶甲」の表記からみる文体とその意味づけ軽部利恵
(午前11時20分)
三、「字鏡集」における漢字訓の和訓化について伊藤智弘
(午後1時)
四、西大寺本『金光明最勝王経』平安初期点における白点漢文注記について朴賢
(午後1時40分)
五、『雅言集覧』における『うつほ物語』用例平井吾門
(午後2時40分)
六、キリシタン文献・ローマ字本の分かち書き方針変更の一要因について千葉軒士
(午後3時20分)
七、『注好選』孝子説話に見る漢文和化の方向性磯貝淳一
○ 総会(午後4時)

第125回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  2021年10月17日(日)
          • ところ  Zoomを使用したオンライン開催

今回の研究発表会のポスターはこちらからご利用下さい。
第125回訓点語学会研究発表会ポスター

  • プログラム
○研究発表(午前10時)
一、改編本系『類聚名義抄』における漢字の定訓について林楚宜
(午前10時35分)
二、観智院本『類聚名義抄』における『説文解字』の利用について張馨方
(午前11時10分)
三、江戸時代における『大学』の訓点本とその訓点法アンドレ・ポツィアスキ
(午後0時45分)
四、琉球における漢文訓読について―琉球大学附属図書館蔵『論語集註』訓点の検討―中野直樹
(午後1時20分)
五、和文と漢文訓読文を対照することは妥当か― 和文と漢文とから見る漢文訓読文―田中草大
(午後1時55分)
六、日本語における古代漢語からの借用形式の分類を捉え直す―二次的借用プロセスに目を向けて―ジスク・マシュー
(午後3時)
七、キリシタン版『落葉集』所収漢字と和訓の常用性白井純
(午後3時35分)
八、(招待発表)韓日資料から見た古代韓国語の文字使用と音韻論李準煥
○講演(午後4時40分)
中世欧州における「自言語読み」の注釈体系について―日本の訓点と比較して―ジョン・ホイットマン
○ 会務報告(午後5時40分)

第124回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  2021年5月23日(日)
          • ところ  Zoomを使用したオンライン開催

今回の研究発表会のポスターはこちらからご利用下さい。
訓点語学会第124回研究発表会ポスター(20210523修正)

  • プログラム

※昼休憩中の午後0時~午後0時30分に書店案内を行います。

○研究発表(午前9時30分)
一、ベトナム語による漢文読解についてグエン・ティー・トゥー・フエン
(午前10時5分)
二、唐招提寺史料「家屋資財請返解案」について―文章と仮名をめぐって軽部利恵
(午前10時40分)
三、「フサグ」と「フタグ」の意味用法について胡鴻洋
(午前11時15分)
四、藤原忠実『殿暦』古写本の資料性について―漢字仮名交じり表記部分に着目して―柳原恵津子
(午後0時40分)
五、平安時代の万葉仮名と「フ」の音価鈴木裕也
(午後1時15分)
六、漢語「富貴」の語形について坂水貴司
(午後1時50分)
七、金澤文庫本『白氏文集』の漢字音について―仮名音注・声点を中心に―鄭門鎬
(午後2時30分)
八、合点を手がかりとする「字鏡集」の検討・続―朱筆合点について―伊藤智弘
(午後3時5分)
九、『本草和名』諸本の研究・補論武倩・丸山裕美子
(午後3時40分)
十、『雅言集覧』における『栄花物語』用例平井吾門
○講演(午後4時30分)
国語史研究における抄物への道木田章義
○ 総会(午後5時30分)

第123回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  2020年10月18日(日)
          • ところ  Zoomを使用したオンライン開催

今回の研究発表会のポスターはこちらからご利用下さい。
訓点語学会第123回研究発表会ポスター

  • プログラム
○研究発表(午前10時)
一、合点を手がかりとする「字鏡集」の検討伊藤智弘
(午前10時50分)
二、中世文書に見られる変則的な「べし」の接続と意味用法との関係について川野絵梨
(午前11時40分)
三、訓点資料コーパスの設計と意義―西大寺本『金光明最勝王経』平安初期点を用いた実践例―柳原恵津子・高田智和
(午後1時30分)
四、石山寺本守護国界主陀羅尼経長保頃点の漢字音肥爪周二
(午後2時20分)
五、「平安時代訓点資料ユニオンカタログ」編纂の構想月本雅幸
(午後3時10分)
六、仏教漢文と『日本書紀』区分論森博達
(午後4時20分)
七、〈招待発表〉仏家口訣と儒家口訣河正秀
○ 総会

第122回訓点語学会研究発表会について

令和2年5月24日(日)京都大学で開催を予定していた第122回訓点語学会研究発表会は、新型コロナウイルス感染症が拡大しているため中止としました。

第121回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  令和元年10月20日(日)
          • ところ  東京大学文学部一番大教室
            (法文2号館2階、地図参照
            住所 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
  • プログラム
○研究発表(午前10時)
一、読み分け条件を有する漢字音の一元化
―「興」字を例として―
大島英之
二、見出字排列から見る『和訓押韻』の編纂過程康凱欣
三、清原良賢講『論語抄』の諸本について古田龍啓
(午後1時30分)
四、高山寺蔵本『一字頂輪王儀軌音義』の再検討李乃琦
五、『新撰字鏡』所引『切韻』の特徴藤田拓海
六、平仮名の基盤的書記様式としての散らし書き矢田勉
(午後3時30分)
七、園城寺所蔵訓点資料について
―『新版点本書目』補遺として―
藤井俊博・磯貝淳一・山中延之・中野直樹・久田行雄・山本佐和子・石井行雄
八、〈招待発表〉
『合部金光明経』巻三の二種類の釈読口訣について
許仁寧
九、〈招待発表〉
釈読口訣の副詞位置固定と単形否定制約現象
金志悟
(午後5時20分)
○ 会務報告
○ 懇親会(於 一番餃子)

第120回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  令和元年5月12日(日)
          • ところ  京都大学文学部(第3講義室)
            京都大学文学部ホームページアクセスマップ参照)
            ○住所 〒606-8501 京都市左京区吉田本町
            ○電話 (075)753-2824(京都大学文学部国語学国文学研究室)
  • プログラム
○研究発表(午後1時30分)
一、法華経訓読史における和訓読みから字音読みへの
推移
李競一
二、五巻本『字鏡』の本文および注文の典拠について中野直樹
(午後3時20分)
三、ベトナム漢文文献デジタルアーカイブ(VNPF)を
利用した訓点教育について
小助川貞次
四、高山寺本篆隷万象名義の和訓と類聚名義抄池田証寿
五、Codicologyの要素としての「伝承」石塚晴通
○ 総会
○ 懇親会(於カンフォーラ 京都大学正門西側)

第119回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成30年10月21日(日)
          • ところ  東京大学文学部一番大教室
            (法文2号館2階、地図参照
            住所 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
  • プログラム
○研究発表(午前10時)
一、「字鏡集」の基本構造、及びその編纂方法について伊藤智弘
二、『古文孝経』古鈔本の漢字音について鄭門鎬
三、中世室町期におけるナルの可能形式化三宅俊浩
(午後1時)
四、観智院本『類聚名義抄』の基本項目と拡張項目劉冠偉・ 張馨方・ 池田証壽
五、倭名類聚抄所引本草和名に対する狩谷棭斎の研究武倩
六、漢文注から見た世尊寺本『字鏡』の成立李乃琦
(午後3時)
七、〈招待発表〉
周本『華厳経』点吐釈読口訣に加点された口訣点の
配置について
文玄洙
八、〈招待発表〉
『瑜伽師地論』点吐釈読口訣と『華厳経』点吐釈読
口訣の比較
李勇
九、日・越における漢文訓読の比較研究をめぐってグエン・ティ・オワイン
十、《法華経単字》と図書寮本類聚名義抄宮澤俊雅
○ 会務報告
○ 懇親会(於 上海厨房)

第118回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成30年5月13日(日)
          • ところ  京都大学文学部(第3講義室)
            京都大学文学部ホームページアクセスマップ参照)
            ○住所 〒606-8501 京都市左京区吉田本町
            ○電話 (075)753-2824(京都大学文学部国語学国文学研究室)
  • プログラム
○研究発表(午前10時)
一、清原家「大学抄」の系統分類に関する再考張硯君
二、観智院本『類聚名義抄』の小字字体注記について張馨方
三、観智院本『類聚名義抄』の熟語項目と異体項目劉冠偉・ 鄭門鎬・ 池田証壽
(午後1時30分)
四、文体史より見た「日が沈む」表現の定着過程に
関する一考察
杉山俊一郎
五、Toward a Set of Glossing Rules and Abbreviations for
Citing Kundoku Texts(英語論文における訓点資料の
記述方法と省略記号についての試案)
Matthew Zisk(ジスク マシュー)
六、古辞書の意義分類と古記録
―『色葉字類抄』と『明月記』を例として―
藤本灯
(午後3時30分)
七、「之」字の陳述用法についての一考察
―平安時代後半期古記録を中心に―
柳原恵津子
八、階層構造から見た唐鈔本漢書楊雄伝の研究課題小助川貞次
九、行書体の字体―正倉院本「詩序」を例として―石塚晴通・李乃琦
○ 総会
○ 懇親会(於カンフォーラ 京都大学正門西側)

第117回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成29年10月22日(日)
          • ところ  東京大学文学部一番大教室
            (法文2号館2階、地図参照
            住所 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
  • プログラム
○研究発表(午前10時)
一、訓点資料における動詞命令形の放任用法北﨑勇帆
二、『白氏文集』諸本の漢字音について
―新楽府巻第三を中心に―
鄭門鎬
三、高山寺本『篆隷万象名義』の原本調査報告
―文字訂正を中心に―
李媛
(午後1時30分)
四、助詞ヨリ・カラのいわゆる「主格用法」について
―抄物資料を中心に―
古田龍啓
五、『雅言集覧』の用例における『源氏物語』の扱い平井吾門
六、『尾張国解文』正中二年点のコーパス化と
その可能性
田中草大・鴻野知暁・田中牧郎
(午後3時30分)
七、〈招待発表〉
口訣資料の様々な符号について
安大鉉
八、〈招待発表〉
韓国『瑜伽師地論』点吐口訣のいくつかの特徴
張景俊
九、訓点の信憑性について小助川貞次
○ 会務報告
○ 懇親会(於 東京大学山上会館)

第116回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成29年5月21日(日)
          • ところ  京都大学文学部(第3講義室)(京都大学文学部ホームページアクセスマップ参照)
            ○住所 〒606-8501 京都市左京区吉田本町
            ○電話 (075)753-2824(京都大学文学部国語学国文学研究室)
  • プログラム
○研究発表(午前10時)
一、実作調査から見た和漢聯句をめぐる古辞書類康凱欣
二、一切経音義の独自項目から見た新撰字鏡の依拠本李乃琦
三、本文から見た上代仏典音義の撰述と背景
―『新訳華厳経音義私記』を中心に―
賈智
(午後1時30分)
四、『校訂交隣須知』の項目配列について李安九
五、「落葉集」本篇の掲出語彙について
―「易林本節用集」との比較をとおして─
白井純
六、撥音史から見た漢字音の三種の鼻音韻尾肥爪周二
(午後3時30分)
七、年号勘文の訓法
―廣橋家旧蔵記録文書典籍類の中から―
水上雅晴・髙田宗平・近藤浩之・石井行雄
八、杜延業『群書新定字様』再考池田証寿
九、Codicologyより見た古辞書音義資料
―高山寺本を中心として―
石塚晴通
○ 総会
○ 懇親会(於カンフォーラ 京都大学正門西側)

第115回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成28年11月13日(日)
          • ところ  東京大学山上会館(東京大学ウェブサイト内の地図参照)
            住所 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
            電話 (03)3818-3008(代)
  • プログラム
○研究発表(9時30分)
一、原因・理由を表す「せいで」の成立について馬 紹華
二、変体漢文の中の〈訓点語〉田中 草大
(13時)
三、図書寮本『類聚名義抄』の熟字項目について申 雄哲
四、『倭訓栞』との比較から見る『雅言集覧』の立項態度平井 吾門
五、「いろは字類抄」の序文・跋文・奥書類に見える本書の受容藤本 灯
(15時)
六、『干禄字書』とスタイン将来敦煌文献388番における字形比較髙橋 真由美
七、園城寺蔵『金光明文句』下巻の白書について當山 日出夫・山本 佐和子・中川 仁喜・石井 行雄
八、古訓「ウグモツ」について小助川 貞次
九、Codicologyより見た訓点資料(2)―東洋文庫本を中心として―石塚 晴通
○会務報告
○ 懇親会(於 東京大学山上会館)

第114回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成28年5月22日(日)
          • ところ  京都大学文学部(第3講義室)(京都大学文学部ホームページアクセスマップ参照)
            ○住所 〒606-8501 京都市左京区吉田本町
            ○電話 (075)753-2824(京都大学文学部国語学国文学研究室)
  • プログラム
○研究発表(午後1時30分)
一、略字「仏」の使用拡大と位相菊地恵太
二、天文本『字鏡鈔』乙部の成立過程についての考察
―合点が付された本文を手がかりとして―
中野直樹
三、玄応撰『一切経音義』諸本系統から見たP.2901李乃琦
(午後3時30分)
四、字体と字種との区別から見た篆隷万象名義の重出字李媛
五、唐鈔本古文尚書の本文と訓点の問題小助川貞次
六、階層構造としての仮名字体石塚晴通
○ 総会
○ 懇親会(於カンフォーラ 京都大学正門西側)

第113回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成27年11月8日(日)
          • ところ  東京大学山上会館(東京大学ウェブサイト内の地図参照)
            住所 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
            電話 (03)3818-3008(代)
  • プログラム
○研究発表(10時)
一、尾張国解文は文書なりや典籍なりや田中 草大
二、図書寮本『類聚名義抄』と玄応撰『一切経音義』巻第四李 乃琦
三、『名語記』と『色葉和難集』小林 雄一
(13時)
四、古代日本語における「にして」の意味領域について杉山 俊一郎
五、色葉字類抄データベースの構築と展望藤本 灯
六、天理大学付属図書館蔵『日本書紀』乾元本訓点の古さと新しさ是澤 範三
(15時)
七、図書寮本、観智院本、鎮国守国神社本『類聚名義抄』における見出し漢字の字形の差異田村 夏紀
八、新訳『大方廣佛華厳経』音読史における喜海撰『新訳華厳経音義』の音注佐々木 勇
九、敦煌本漢籍における加点位置の問題について小助川 貞次
○会務報告
○ 懇親会(於 東京大学山上会館)

第112回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

  • プログラム
○研究発表(午前10時30分)
一、室町時代の仮名点資料とヲコト点資料における漢字音の相違
—清原宣賢加点『標題徐状元補註蒙求』を資料として—
坂水貴司
二、御堂関白記における通用について
—「大」字と「太」字の通用の実例と使用上の傾向—
安田博重
三、変体漢文から見る接尾辞ラの用法田中草大
(午後1時30分)
四、倭訓栞の語彙増補における編纂態度について平井吾門
五、『新撰字鏡』における字様の利用について
—『干禄字書』の利用箇所の整理と分析—
賈智
六、『黄氏口義』そのものが語る『黄氏口義』の成書過程蔦清行
(午後3時30分)
七、「ささふ(支)」から「ささへまうす(支申)」へ
—訓点語から文書用語への史的展開—
山本真吾
八、影印本環境における訓点研究の問題点小助川貞次
九、コディコロジー(Codicology)より見た訓点資料石塚晴通
○ 総会
○ 懇親会(於カンフォーラ 京都大学正門西側)

第111回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成26年11月2日(日)
          • ところ  東京大学山上会館(東京大学ウェブサイト内の地図参照)
            住所 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
            電話 (03)3818-3008(代)
  • プログラム
○研究発表(10時)
一、京都大学文学研究科図書館蔵『字鏡抄無名字書』の反切と漢文注についての考察中野直樹
二、埋字と脱字 —篆隷万象名義の掲出字数をめぐる問題—李媛
(13時)
三、「まなぶ」・「まねぶ」の意味変化過程における「学」字の影響ジスク・マシュー
四、中世以降の暦日表現と浄土真宗仮名聖教 —『諸神本懐集』と親鸞消息集の『末燈鈔』を中心に—室井努
(14時30分)
五、『色葉字類抄』「雑物部」の研究藤本灯
六、『金光明最勝王経音義』の誤謬訂正と漢字音表記の特質西沢進
(16時)
七、古代日本語における「エ段+イ」「オ段+ウ」形について石山裕慈
八、「五国史」宣命コーパスの設計とその利用池田幸恵・須永哲矢
九、漢字字体史の資料と方法 —初唐の宮廷写経と日本の古辞書—池田証寿
○会務報告
○ 懇親会(於 東京大学山上会館)

第110回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成26年5月25日(日)
          • ところ  京都大学文学部(第3講義室)(京都大学文学部ホームページアクセスマップ参照)
            ○住所 〒606-8501 京都市左京区吉田本町
            ○電話 (075)753-2824(京都大学文学部国語学国文学研究室)
  • プログラム
○研究発表(午後13時30分)
一、「跨」の古訓について大坪併治
二、名義抄「」和訓のその後を追う —原作竹取物語と天神山について—吉田金彦
—休憩—
三、『日葡辞書』の参照注記について千葉軒士
四、ベトナムの加点資料について小助川貞次
五、原寸・原色影印本に基く訓点語研究石塚晴通
—休憩—
六、研究討論会 原本と複製本司会:木田章義
○ 総会
○ 懇親会(於カンフォーラ 京都大学正門西側)

第109回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成25年10月20日(日)
          • ところ  東京大学山上会館(東京大学ウェブサイト内の地図参照)
            ○住所 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
            ○電話 (03)3818-3008(代)
  • プログラム
○研究発表(午前十時)
一、近代における「俗字」 —近代教育漢字字体資料を対象として—山下真里
二、『全体新論訳解』について —明治初期の訓読と翻訳—許春艶
三、いろは字類抄伝本研究 —調査報告を中心に—藤本灯
(午後一時)
四、笑雲清三『論語抄』における原因・理由表現片山鮎子
五、文末表現「〜ヂャ」を用いる抄物の資料性山本佐和子
六、Φ音便について肥爪周二
(午後三時)
七、変体漢文の文体的構造についての試案田中草大
八、疑問表現からみた和化漢文の文体
—仏家「記録文」の位置づけをめぐって—
磯貝淳一
(午後四時二十分)
九、東アジア漢文訓読史モデルの再構築について小助川貞次
○講演
一、ベトナムの漢文訓読についてグエン・テイ・オワイン
○会務報告
○ 懇親会(於 東京大学山上会館)

第108回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成25年5月26日(日)
          • ところ  京都大学文学部(第3講義室)(京都大学文学部ホームページアクセスマップ参照)
            ○住所 〒606-8501 京都市左京区吉田本町
            ○電話 (075)753-2824(京都大学文学部国語学国文学研究室)
  • プログラム
○研究発表 午前11時〜
一、類聚名義抄の「窳」の和訓イシマについて吉田金彦
—休憩—
二、「しまし」から「しばらく」へ大坪併治
三、『本草和名』の諸本について武倩
四、漢字字体規範データベースから見た『新訳華厳経音義私記』の字体—慧苑音義に対応する項目をめぐって—賈智
—休憩—
五、平安時代漢字字書総合データベースの構築池田証寿
六、日本語表現の原動力としての漢文訓読石塚晴通
○ 総会 午後4時40分〜
○ 懇親会(於カンフォーラ 京都大学正門西側)

第107回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

            • と き  平成24年10月21日(日)
            • ところ  東京大学山上会館(東京大学ウェブサイト内の地図参照)
            • 住所 〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3-1
            • 電話 (03)3818-3008(代)
  • プログラム
(午前十時三十分)
○研究発表
一、変体漢文の語彙の性格について—文体間共通語「オドロク」の用法調査による—田中 草大
二、倭訓栞の清濁平井 吾門
(午後一時)
三、図書寮本『類聚名義抄』における「詩」出典表示の片仮名和訓について申 雄哲
四、『色葉字類抄』「仏法部」の研究藤本 灯
五、新出キリシタン版『ひですの経』からみた『太平記抜書』の刊行について白井 純
(午後三時)
六、平安期日本語書記システムにおける「平仮名」の位置山田 健三
七 、近世儒学における唐音直読と訓読湯沢 質幸
○ 会務報告
○ 懇親会(於 東京大学山上会館)

第106回 訓点語学会研究発表会・講演会のお知らせ

          • と き    平成24年5月13日(日)
          • ところ    京都大学文学部(第3講義室)(京都大学文学部ホームページアクセスマップ参照)
            住所 〒606-8501 京都市左京区吉田本町
            電話 (075)753-2824(京都大学文学部国語学国文学研究室)
○研究発表
      (午前10時15分)                                                         
一、「あきらむ」とその同根語における漢字を媒介とした意味借用  ジスク・マシュー
二、「一円進止」と「進退領掌」の四字熟語化について          鄭  艶飛
       —土地所有語彙の史的研究—                                         
三、『新華厳経音義』の「後紙」と『新訳華厳経音義私記』との関係について   賈  智  
                                    
      (午後1時30分)                                                                   
四、石山寺本『大智度論』古点における「用〈モチフ〉」について    大坪  併治
五、「かたびら」の謎  —地名と訓点語はなぜ共用されたか —       吉田  金彦       
六、「スベカラク〜ベシ」と「須」の対応関係について          王  秀梅        
 
      (午後3時15分)                                                                     
七、訓点資料のミ語法と形容詞連用形                              蔦   清行
八、『新撰字鏡』序文と『法琳別伝』                              大槻  信・小林  雄一 ・森下  真衣
                                                           
○ 講演 
      (午後4時15分)                                                                 
一、文献の作成と受容(訓読)                                    石塚  晴通

○ 総会
○ 懇親会(於カンフォーラ 京都大学正門西側)

第105回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成23年10月16日(日)
          • ところ  東京大学山上会館(東京大学ウェブサイト内の地図参照)
            住所 〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3-1
            電話 (03)3818-3008(代)
	
      (午前10時)
一、『日本書紀』α群の万葉仮名における去声字の特異な分布         中澤 光平
二、自筆本『倭訓栞』の排列について —シソーラスから辞書へ—       平井 吾門
三、先行国書と『色葉字類抄』収録語彙との関係について           藤本 灯

      (午後1時15分)
四、室町時代における漢字音の清濁 —『論語』古写本を題材として—     石山 裕慈
五、記録体における動詞の用法について                   柳原 恵津子
六、倭玉篇類字韻永禄六年写本の構成ならびに詩作との関連性に就いて        鈴木 功眞

      (午後3時)
七、親鸞使用の声点加点形式について —坂東本『教行信証』声点の位置づけ— 佐々木 勇
八、「文選読み」を考察する際の問題点 —『文選』の場合—         渡辺 さゆり
九、古写本・古刊本における巻末字数注記について              小助川 貞次

○ 会務報告
○ 懇親会(於 東京大学山上会館)

第104回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き    平成23年5月22日(日)
          • ところ    京都大学文学部(第3講義室)(京都大学文学部ホームページアクセスマップ参照)
            住所 〒606-8501 京都市左京区吉田本町
            電話 (075)753-2824(京都大学文学部国語学国文学研究室)
	
      (午前10時30分)      
一、『新訳華厳経音義私記』所引の楷書字書について 
   — 用例の採集と考察 —                     賈 智
二、書記言語の観点から見た文体記述研究の可能性について
   興福寺本『日本国現報善悪霊異記』の場合             アルベリッツィ、ヴァレリオ・ルイジ

   (午後1時30分)
三、古訓三題「カタヒラ・依ヨスキ・逮ウ」について          大坪 併治
四、台湾大学図書館蔵圓威本『日本書紀』の声点と資料的位置づけについて 是澤 範三
五、語源辞書『和句解』見出し語の依拠資料 
   — 易林本系節用集との比較 —                  土居 文人
 
   (午後3時30分)
六、北大津「音義木簡」成立年代存疑                  稲垣 信子
七、園城寺『弥勒経疏』の訓点について —角筆・白点・朱点をめぐって— 當山 日出夫・石井 行雄
八、漢文文献の階層構造(注釈構造)と朱点との関係について        小助川 貞次 

○ 総会
○ 懇親会(於カンフォーラ 京都大学正門西側)

第103回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成22年10月17日(日)
          • ところ  東京大学山上会館(東京大学ウェブサイト内の地図参照)
            住所 〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3-1
            電話 (03)3818-3008(代)
	
      (午前11時)      
一、古代日本語の書記表現における漢字の意味的影響
   —「のす」と「載」の関係を中心に—           ジスク マシュー
二、漢字とその訓読みとの対応関係についての一考察 
   —「常用漢字表」所載漢字と平安時代の漢字との比較から— ゼイ 真慧

   (午後1時30分)
三、倭訓栞の成立過程について —語釈の発展を中心に—     平井 吾門 
四、三巻本『色葉字類抄』に収録された人名について 
   —「名字部」を中心に—                 藤本 灯
五、キリシタン・ローマ字文献の撥音表記について        千葉 軒士
 
   (午後3時30分)
六、『今昔物語集』と訓読資料                 松尾 譲兒
七、『後二条師通記』における使用語彙の一側面 
   —各年毎の新出語彙という観点から—           柳原 恵津子
 
○ 会務報告
○ 懇親会(於 東京大学山上会館)

第102回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き    平成22年5月23日(日)
          • ところ    京都大学文学部(第3講義室)(京都大学文学部ホームページアクセスマップ参照)
            住所 〒606-8501 京都市左京区吉田本町
            電話 (075)753-2824(京都大学文学部国語学国文学研究室)
	
      (午後1時30分)      
一、日本漢音における「韻書上声非全濁字の去声加点例」について     石山 裕慈
二、両足院所蔵の黄山谷の抄物二種                   蔦  清行
三、『水鏡』における漢文訓読語と和文語との混在について 
   —〈漢文翻訳文〉における用語選択の問題として—         青木 毅

   (午後3時30分)
四、国際仏教学大学院大学蔵『摩訶止観 巻第一』の朱白の訓点について  廣坂 直子
五、漢文訓読資料における句読点について                小助川貞次
六、"Descriptive Catalogue of the Chinese Manuscripts 
   with Reading Marks & Notes from Dunhuang" 
   (『敦煌点本書目』)の英文術語                  石塚 晴通

○ 総会
○ 懇親会(於カンフォーラ 京都大学正門西側)

第101回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成21年10月18日(日)
          • ところ  東京大学山上会館(東京大学ウェブサイト内の地図参照)
            住所 〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3-1
            電話 (03)3818-3008(代)
	
      (午前11時)      
一、平家物語における四段活用動詞「アフ」の表記について          刀田 絵美子
二、『本朝文粋』各本における漢語声調について               石山 裕慈

   (午後2時)
三、西大寺本金光明最勝王経平安初期点における中国口語起源二字漢語の訓読  唐 
四、漢文訓読用語の国際的共有について                   呉 美寧・朴 鎭浩・ジョン ホイットマン・
                                     ヴァレリオ ルイジ アルベリッツィ・月本 雅幸

   (午後3時30分)
五、デジタル画像資料による文献研究にむけて—HNGと画像内文字参照システムの統合的運用のこころみ—
                                                                        岡本 隆明・當山 日出夫・高田 智和
六、『敦煌点本書目』の構想                        石塚 晴通・小助川 貞次
 
○ 会務報告

第100回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き    平成21年5月24日(日)
          • ところ    京大会館(京大会館ホームページ参照)
            住所 〒603-8305 京都市左京区吉田河原町15-9
            電話 (075)751-8311(代)
	
( 午前10時 )
( 研究発表会 )
一、漢字字体研究の方法に関する一考察 —HNGの利用を通して—	      斎木 正直
一、口訣資料と訓点資料の接点                        ジョン・ホイットマン
   —佐藤本「華厳文義要决」のヲコト点/点吐を中心に—	
一、家持の語法 —「心つごく」は歌語か訓点語か—              吉田 金彦
一、『播磨国風土記』の「南毘都麻」について          	      大坪 併治

( 午後1時30分 )
( 第100回記念講演会 )
一、口訣資料の解読について                         朴 鎭浩
   :春日政治『西大寺本金光明最勝王経古点の国語学的研究』との対比を通して	
一、口訣資料の韓国語研究への寄与について	                南 豊鉉
一、漢文訓読史研究の課題と構想	                      小林 芳規
一、「訓点語彙」について	                        築島 裕

○総会

第99回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成20年10月12日(日)
          • ところ  東京大学山上会館(東京大学ウェブサイト内の地図参照)
            住所 〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3-1
            電話 (03)3818-3008(代)
	
      (午前10時30分)      
一、新撰字鏡天治本における「在—部」注記の付記方針について  永井 圭司
二、三巻本『色葉字類抄』畳字部に収録された訓読の語の性質   藤本 灯
三、呉音字音直読における境界について             石山 裕慈

   (午後1時30分)
四、『三宝感応要略録』訓読試論                松尾 譲兒
五、『後二条師通記』冒頭三カ年分の「本記」と「別記」について 柳原恵津子
六、中世芸能文書における用字法                谷川 淳子

   (午後3時30分)
七、キリシタン版の文字遣                   白井 純
八、金沢文庫本白氏文集巻三十一『中書制誥』の漢字字体     當山日出夫

○ 会務報告

第98回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き 平成20年5月25日(日)
          • ところ 京大会館(京大会館ホームページ参照)
            住所 〒603-8305 京都市左京区吉田河原町15-9
            電話 (075)751-8311(代)
	
      (午後1時)      
一、柏舟宗趙講『周易抄』の語彙                     山中  延之	
一、疑問表現で用いられるゾ                       蔦   清行	
一、石山寺本『大智度論』古点における「誰……者」の訓法について	    大坪  併治	

   (午後3時)		
一、日本書紀における中国口語起源二字形容詞・連詞(接続語)の訓点    唐   	
一、明州刊本六臣注文選(足利学校遺蹟図書館蔵)に加点された和訓について	渡辺  さゆり	
一、訓点資料として見た敦煌本尚書の諸相	                小助川 貞次	
一、「破音」の概念                           石塚  晴通		

○総会

第97回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成19年10月14日(日)
          • ところ  東京大学山上会館
            住所 〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3-1
            電話 (03)3812-2111(代)
            交通 (東京大学ウェブサイト内の地図参照)

      (午前10時30分)      
一、本朝文粋に見られる字音声調と訓法との関連について         石山  裕慈
一、日本古代における中国口語の受容と展開                 渡辺   滋
一、平安時代古記録における「之+形式名詞」—定型化の実態—      柳原 恵津子

      (午後1時30分)
一、字体の歴史と伝統とは—文字の伝承の視点から「祇」を事例として—  當山 日出夫
一、原典を通して見た『羅葡日辞書』の翻訳                           岸本  恵実
一、撥音史素描                                    肥爪  周二

      (午後3時30分)
一 、敦煌加点本を巡る研究課題                         小助川 貞次
一 、前田本日本書紀の訓点に附された声点                           石塚  晴通
一 、平安時代における訓點記入の速度について                       築島   裕

○会務報告

第96回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成19年5月25日(金)
            (機関誌第117輯でのお知らせから、変更がありました。)
          • ところ  京大会館
            住所 〒606-8305 京都市左京区吉田河原町15-9
            電話 (075)751-8311(代)  FAX (075)761-5403
            交通 京都駅より市バスD2のりば(206)「京大正門前」下車
            三条京阪より京都バス17番のりば出町柳経由系統「荒神橋」下車
            京阪電車「丸太町駅」下車徒歩7分
            京大会館ホームページ参照)

(午後1時30分)
一、『毛詩聴塵』の成立について —先行抄・注釈書との関わりから— 田中志瑞子
一、外国人の漢字教育書としての『文字のしるべ』          岡墻 裕剛
一、平安初期の仏典に於ける再読字の成立について          大坪 併治

           ( 休 憩 )
(午後3時30分)
一、正法眼蔵の文体史的一考察  —「動詞+キタル」の語法の受容を例として—
                                 李  長波
一、類聚名義抄の声点型とアクセント類の対応の検定         宮澤 俊雅
一、憶良の語法 —くれくれと—                  吉田 金彦

 ○ 総会

第95回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成18年11月10日(金) 午後1時30分〜午後5時30分
          • ところ  岡山大学 文化科学系総合研究棟2階 共同研究室
            住所 〒700-8530 岡山市津島中3-1-1
            電話 086-252−1111
            交通 JR岡山駅西口から岡電バス「岡山大学・岡山理科大学」行に乗車、「岡大西門」で下車。
            (岡山大学ホームページ参照)

(午後1時30分)
一、「當」・「将」の再読よみの固定化に関する一試論        王  秀梅
一、書体の変遷IV —鬥・門・つ—                 紅林 幸子
一、漢字音の「連濁」は如何なる現象か               榎木 久薫

           ( 休 憩 )
(午後4時)
 ○ 会場校代表挨拶             岡山大学文学部長 倉地 克直 教授
一、デジタル版点本書目の構想について               小助川貞次
一、図書寮本日本書紀巻第二の訓法                  石塚晴通             

 ○ 会務報告

第94回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成18年 5月12日(金) 午後1時〜午後5時40分
          • ところ  東京学芸大学附属図書館3階AVホール
            住所 〒184-0015 東京都小金井市貫井北町4−1−1
            電話 042−329−7230(代表)
            交通 JR武蔵小金井駅下車、北口5番乗り場から京王バス「小平団地」行きで
            「学芸大正門」下車徒歩5分

一、清濁の対立の変遷について
    —ハ行転呼を手がかりにして—               小川 武司
一、「韻引き字樣」としての『干祿字書』              鳩野 恵介
一、チェンバレンの漢字研究について                岡墻 裕剛
一、大矢透博士著『仮名遣及仮名字体沿革史料』所収『大智度論』の
   傍訓について                        大坪 併治

           ( 休 憩 )

 ○ 会場校代表挨拶         東京学芸大学理事・副学長 馬淵 貞利 教授

一、京都における「祇園」の表記の実態
    —非文献資料による文字史のこころみ—           當山日出夫
一、訓点資料が出来上がるプロセスについて             小助川貞次
一、橘守部の万葉仮名論
    —有坂秀世「上代に於ける特殊な假名づかひ」をめぐって—  安田 尚道

 ○ 総 会


「訓点資料解読講習会」開催のお知らせ

本学会では、日本に古訓点資料が豊富に現存するにも関わらず、原本を解読する研究者が少ない現状に鑑み
二松学舎大学COEプログラムとの共催により、原本解読を可能とするための講習会を開催致します。

          • 日 時:平成18年2月16日(木)・17日(金)10:00〜16:00
          • 会 場:二松学舎大学 九段校舎702教室 地図
            (〒102-8336東京都千代田区三番町6-16 電話:03-3261-3535 )
          • 主 催:訓点語学会・二松学舎大学21世紀COEプログラム
          • 対象者:学生、研究者、教員、宗教関係者、及び一般の方(本学会の非会員可)
          • 定 員:約50名
          • 参加費:無料 当日、会場受付にて講習資料を配付致します。

【講座】
   2月16日 10:00〜12:00「漢文の種類」 高山節也 (二松学舎大学教授)
       14:00〜16:00「仏典訓点資料」月本雅幸 (東京大学教授)
   2月17日 10:00〜12:00「漢籍訓点資料」小助川貞次(富山大学教授)
       14:00〜16:00「国書訓点資料」石塚晴通 (北海道大学名誉教授)

○応募締切:平成18年 2月 9日(木)講座開講1週間前
       先着順で定員になり次第締切 
       *2日通しでも1講座のみでも可

○申 込 :講座のお申し込み受付は終了致しました。

第93回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成17年11月11日(金) 午後1時〜午後5時40分
          • ところ  仙台市戦災復興記念館  地下1階展示ホール
            住所 〒980-0804 仙台市青葉区大町2−12−1
            電話 022-263-6931(代表)
            交通 JR仙台駅西口より仙台市営バス10番・15番乗り場より乗車。
            東北公済病院・戦災復興記念館前下車すぐ。

一、漢字「押」「推」と和語動詞「おす」
   —漢字受容のあり方をめぐって—               百留 康晴
一、曾摂の呉音音形諸層について                  李   香
一、字音資料として見た史記夏本紀における問題点
   —国家図書館(台北)所蔵本と東洋文庫本との比較—      渡辺さゆり

           < 休 憩 >

○ 会場校代表挨拶        東北大学大学院文学研究科長  野家 啓一教授

一、濁音・喉内鼻音韻尾の標示レベルの相対的関係          肥爪 周二
一、漢籍訓点資料における割注への加点について           小助川貞次
一、九条家本延喜式の古訓点について                月本 雅幸
一、神護寺経蔵の構成と伝承                    石塚 晴通

○ 会務報告

第92回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成17年5月27日(金)午後1時30分 〜 午後5時30分
          • ところ  甲南大学10号館 1022号室
            住所 〒658-8501神戸市東灘区岡本8-9-1
            電話 078-431-4241(代表)
            交通 阪急電鉄神戸線岡本駅下車徒歩10分
            JR神戸線摂津本山駅下車徒歩10分

一、朝鮮資料の四つ仮名表記
   —韓国語音韻史の観点から—                 朴  真完
一、江戸初期仏教教学における「呉音」「漢音」の意識について
   —日遠『法華経随音句』を中心にして—            中澤 信幸

○ 会場校代表挨拶                甲南大学長  杉村 芳美教授

一、古字書における反切・同音字注への声点加点について       佐々木 勇

        < 休 憩 >

一、『日本霊異記』の訓釈「覆<カヘス>」について         大坪 併治
一、日本書紀古訓における「ハラカラ」               金  紋敬
一、東大寺図書館蔵七喩三平等十无上義について           山本 真吾
一、敦煌漢文文献における破音加点の背景              小助川貞次

○ 総会・会務報告

第91回 訓点語学会研究発表会のお知らせ

          • と き  平成16年11月12日(金)午後1時〜午後5時
          • ところ  くまもと県民交流館パレア10階パレアホール
            住所 〒860-8554熊本市手取本町8-9 テトリアくまもと内
            電話 096-355-4300(代表)
            交通 JR熊本駅より市電健軍方面行きで15分水道町電停下車徒歩2分
          • 会場校からのお知らせ
            熊本の観光案内については、熊本国際コンベンション協会のホームページをご参照ください。

一、仮名字体の規範意識                      宅間 真紀
一、涅槃講式における漢語声調の変化について            石山 裕慈
一、淑明女子大學校蔵角筆文献及び架蔵韓国角筆文献「孟子」の紹介
   —角筆の書き入れをとおしてみる韓国十九世紀の漢籍訓読の状況—
                                 柚木 靖史
        〈 休  憩 〉

○ 会場校代表挨拶          熊本大学文学部長      森 正人教授

一、声明博士にみる国語音韻の特徴について
   —『般若理趣経』加点博士を中心として—           尾山  慎
一、日本書紀における中国口語起源二字動詞の訓点          TANG Wei
一、『字音仮字用格』「おを所属弁」の論構成
   —「五十音図」テクスト化の最終段階—            釘貫  亨

○ 会務報告

第90回 訓点語学会研究発表会のお知らせ



一、漢語の受容 — 「一切」の場合 —               原   裕
一、日本書紀における口語起源漢語の訓点              TANG Wei

        〈 休  憩 〉

一、角筆文献の安定的画像化に向けての一方法            石井 行雄
                                 古市 洋二
一、『洪武正韻』の利用と『洪武聚分韻』の出版           辜  玉茹
一、国家図書館(台北)所蔵本史記夏本紀とその訓点         池田 証寿
                                 渡辺さゆり
                                 高田 智和

        〈 休  憩 〉

○ 会場校代表挨拶         実践女子大学文学部長    湯浅 茂雄教授

一、石山寺本『大智度論』天安点の古訓「そりあがる」をめぐって   大坪 併治
一、敦煌本毛詩鄭箋(S.10)の加点方法について           小助川貞次
一、近世における呉音漢音の分類 — 韻鏡易解から磨光韻鏡へ —   湯沢 質幸

○ 総会・会務報告

The Society for Research in Kunten Language