○研究発表(9時30分) | |
一、原因・理由を表す「せいで」の成立について | 馬 紹華 |
二、変体漢文の中の〈訓点語〉 | 田中 草大 |
(13時) | |
三、図書寮本『類聚名義抄』の熟字項目について | 申 雄哲 |
四、『倭訓栞』との比較から見る『雅言集覧』の立項態度 | 平井 吾門 |
五、「いろは字類抄」の序文・跋文・奥書類に見える本書の受容 | 藤本 灯 |
(15時) | |
六、『干禄字書』とスタイン将来敦煌文献388番における字形比較 | 髙橋 真由美 |
七、園城寺蔵『金光明文句』下巻の白書について | 當山 日出夫・山本 佐和子 ・中川 仁喜・石井 行雄 |
八、古訓「ウグモツ」について | 小助川 貞次 |
九、Codicologyより見た訓点資料(2)―東洋文庫本を中心として― | 石塚 晴通 |
○会務報告 | |
○ 懇親会(於 東京大学山上会館) |
訓点資料に触れたことが全くないか,ほとんどない大学院生や若手研究者の方を対象に,
訓点資料を研究したり,訓点資料の用例を利用するための基礎知識を教授します。東京大
学所蔵の訓点資料を実際にお見せします。
○研究発表(午後1時30分) | |
一、略字「仏」の使用拡大と位相 | 菊地恵太 |
二、天文本『字鏡鈔』乙部の成立過程についての考察 ―合点が付された本文を手がかりとして― | 中野直樹 |
三、玄応撰『一切経音義』諸本系統から見たP.2901 | 李乃琦 |
(午後3時30分) | |
四、字体と字種との区別から見た篆隷万象名義の重出字 | 李媛 |
五、唐鈔本古文尚書の本文と訓点の問題 | 小助川貞次 |
六、階層構造としての仮名字体 | 石塚晴通 |
○ 総会 | |
○ 懇親会(於カンフォーラ 京都大学正門西側) |
○研究発表(10時) | |
一、尾張国解文は文書なりや典籍なりや | 田中 草大 |
二、図書寮本『類聚名義抄』と玄応撰『一切経音義』巻第四 | 李 乃琦 |
三、『名語記』と『色葉和難集』 | 小林 雄一 |
(13時) | |
四、古代日本語における「にして」の意味領域について | 杉山 俊一郎 |
五、色葉字類抄データベースの構築と展望 | 藤本 灯 |
六、天理大学付属図書館蔵『日本書紀』乾元本訓点の古さと新しさ | 是澤 範三 |
(15時) | |
七、図書寮本、観智院本、鎮国守国神社本『類聚名義抄』における見出し漢字の字形の差異 | 田村 夏紀 |
八、新訳『大方廣佛華厳経』音読史における喜海撰『新訳華厳経音義』の音注 | 佐々木 勇 |
九、敦煌本漢籍における加点位置の問題について | 小助川 貞次 |
○会務報告 | |
○ 懇親会(於 東京大学山上会館) |
○研究発表(午前10時30分) | |
一、室町時代の仮名点資料とヲコト点資料における漢字音の相違 ―清原宣賢加点『標題徐状元補註蒙求』を資料として― | 坂水貴司 |
二、御堂関白記における通用について ―「大」字と「太」字の通用の実例と使用上の傾向― | 安田博重 |
三、変体漢文から見る接尾辞ラの用法 | 田中草大 |
(午後1時30分) | |
四、倭訓栞の語彙増補における編纂態度について | 平井吾門 |
五、『新撰字鏡』における字様の利用について ―『干禄字書』の利用箇所の整理と分析― | 賈智 |
六、『黄氏口義』そのものが語る『黄氏口義』の成書過程 | 蔦清行 |
(午後3時30分) | |
七、「ささふ(支)」から「ささへまうす(支申)」へ ―訓点語から文書用語への史的展開― | 山本真吾 |
八、影印本環境における訓点研究の問題点 | 小助川貞次 |
九、コディコロジー(Codicology)より見た訓点資料 | 石塚晴通 |
○ 総会 | |
○ 懇親会(於カンフォーラ 京都大学正門西側) |
○研究発表(10時) | |
一、京都大学文学研究科図書館蔵『字鏡抄無名字書』の反切と漢文注についての考察 | 中野直樹 |
二、埋字と脱字 ―篆隷万象名義の掲出字数をめぐる問題― | 李媛 |
(13時) | |
三、「まなぶ」・「まねぶ」の意味変化過程における「学」字の影響 | ジスク・マシュー |
四、中世以降の暦日表現と浄土真宗仮名聖教 ―『諸神本懐集』と親鸞消息集の『末燈鈔』を中心に― | 室井努 |
(14時30分) | |
五、『色葉字類抄』「雑物部」の研究 | 藤本灯 |
六、『金光明最勝王経音義』の誤謬訂正と漢字音表記の特質 | 西沢進 |
(16時) | |
七、古代日本語における「エ段+イ」「オ段+ウ」形について | 石山裕慈 |
八、「五国史」宣命コーパスの設計とその利用 | 池田幸恵・須永哲矢 |
九、漢字字体史の資料と方法 ―初唐の宮廷写経と日本の古辞書― | 池田証寿 |
○会務報告 | |
○ 懇親会(於 東京大学山上会館) |
○研究発表(午後13時30分) | |
一、「跨」の古訓について | 大坪併治 |
二、名義抄「」和訓のその後を追う ―原作竹取物語と天神山について― | 吉田金彦 |
―休憩― | |
三、『日葡辞書』の参照注記について | 千葉軒士 |
四、ベトナムの加点資料について | 小助川貞次 |
五、原寸・原色影印本に基く訓点語研究 | 石塚晴通 |
―休憩― | |
六、研究討論会 原本と複製本 | 司会:木田章義 |
○ 総会 | |
○ 懇親会(於カンフォーラ 京都大学正門西側) |
○研究発表(午前十時) | |
一、近代における「俗字」 ―近代教育漢字字体資料を対象として― | 山下真里 |
二、『全体新論訳解』について ―明治初期の訓読と翻訳― | 許春艶 |
三、いろは字類抄伝本研究 ―調査報告を中心に― | 藤本灯 |
(午後一時) | |
四、笑雲清三『論語抄』における原因・理由表現 | 片山鮎子 |
五、文末表現「〜ヂャ」を用いる抄物の資料性 | 山本佐和子 |
六、Φ音便について | 肥爪周二 |
(午後三時) | |
七、変体漢文の文体的構造についての試案 | 田中草大 |
八、疑問表現からみた和化漢文の文体 | |
―仏家「記録文」の位置づけをめぐって― | 磯貝淳一 |
(午後四時二十分) | |
九、東アジア漢文訓読史モデルの再構築について | 小助川貞次 |
○講演 | |
一、ベトナムの漢文訓読について | グエン・テイ・オワイン |
○会務報告 | |
○ 懇親会(於 東京大学山上会館) |
○研究発表 午前11時〜 | |
一、類聚名義抄の「窳」の和訓イシマについて | 吉田金彦 |
―休憩― | |
二、「しまし」から「しばらく」へ | 大坪併治 |
三、『本草和名』の諸本について | 武倩 |
四、漢字字体規範データベースから見た『新訳華厳経音義私記』の字体―慧苑音義に対応する項目をめぐって― | 賈智 |
―休憩― | |
五、平安時代漢字字書総合データベースの構築 | 池田証寿 |
六、日本語表現の原動力としての漢文訓読 | 石塚晴通 |
○ 総会 午後4時40分〜 | |
○ 懇親会(於カンフォーラ 京都大学正門西側) |
(午前十時三十分) | |
○研究発表 | |
一、変体漢文の語彙の性格について―文体間共通語「オドロク」の用法調査による― | 田中 草大 |
二、倭訓栞の清濁 | 平井 吾門 |
(午後一時) | |
三、図書寮本『類聚名義抄』における「詩」出典表示の片仮名和訓について | 申 雄哲 |
四、『色葉字類抄』「仏法部」の研究 | 藤本 灯 |
五、新出キリシタン版『ひですの経』からみた『太平記抜書』の刊行について | 白井 純 |
(午後三時) | |
六、平安期日本語書記システムにおける「平仮名」の位置 | 山田 健三 |
七 、近世儒学における唐音直読と訓読 | 湯沢 質幸 |
○ 会務報告 | |
○ 懇親会(於 東京大学山上会館) |
○研究発表 (午前10時15分) 一、「あきらむ」とその同根語における漢字を媒介とした意味借用 ジスク・マシュー 二、「一円進止」と「進退領掌」の四字熟語化について 鄭 艶飛 ―土地所有語彙の史的研究― 三、『新華厳経音義』の「後紙」と『新訳華厳経音義私記』との関係について 賈 智 (午後1時30分) 四、石山寺本『大智度論』古点における「用〈モチフ〉」について 大坪 併治 五、「かたびら」の謎 ―地名と訓点語はなぜ共用されたか ― 吉田 金彦 六、「スベカラク〜ベシ」と「須」の対応関係について 王 秀梅 (午後3時15分) 七、訓点資料のミ語法と形容詞連用形 蔦 清行 八、『新撰字鏡』序文と『法琳別伝』 大槻 信・小林 雄一 ・森下 真衣 ○ 講演 (午後4時15分) 一、文献の作成と受容(訓読) 石塚 晴通 ○ 総会 ○ 懇親会(於カンフォーラ 京都大学正門西側)
(午前10時) 一、『日本書紀』α群の万葉仮名における去声字の特異な分布 中澤 光平 二、自筆本『倭訓栞』の排列について ―シソーラスから辞書へ― 平井 吾門 三、先行国書と『色葉字類抄』収録語彙との関係について 藤本 灯 (午後1時15分) 四、室町時代における漢字音の清濁 ―『論語』古写本を題材として― 石山 裕慈 五、記録体における動詞の用法について 柳原 恵津子 六、倭玉篇類字韻永禄六年写本の構成ならびに詩作との関連性に就いて 鈴木 功眞 (午後3時) 七、親鸞使用の声点加点形式について ―坂東本『教行信証』声点の位置づけ― 佐々木 勇 八、「文選読み」を考察する際の問題点 ―『文選』の場合― 渡辺 さゆり 九、古写本・古刊本における巻末字数注記について 小助川 貞次 ○ 会務報告 ○ 懇親会(於 東京大学山上会館)
(午前10時30分) 一、『新訳華厳経音義私記』所引の楷書字書について ― 用例の採集と考察 ― 賈 智 二、書記言語の観点から見た文体記述研究の可能性について 興福寺本『日本国現報善悪霊異記』の場合 アルベリッツィ、ヴァレリオ・ルイジ (午後1時30分) 三、古訓三題「カタヒラ・依ヨスキ・逮ウ」について 大坪 併治 四、台湾大学図書館蔵圓威本『日本書紀』の声点と資料的位置づけについて 是澤 範三 五、語源辞書『和句解』見出し語の依拠資料 ― 易林本系節用集との比較 ― 土居 文人 (午後3時30分) 六、北大津「音義木簡」成立年代存疑 稲垣 信子 七、園城寺『弥勒経疏』の訓点について ―角筆・白点・朱点をめぐって― 當山 日出夫・石井 行雄 八、漢文文献の階層構造(注釈構造)と朱点との関係について 小助川 貞次 ○ 総会 ○ 懇親会(於カンフォーラ 京都大学正門西側)
(午前11時) 一、古代日本語の書記表現における漢字の意味的影響 ―「のす」と「載」の関係を中心に― ジスク マシュー 二、漢字とその訓読みとの対応関係についての一考察 ―「常用漢字表」所載漢字と平安時代の漢字との比較から― ゼイ 真慧 (午後1時30分) 三、倭訓栞の成立過程について ―語釈の発展を中心に― 平井 吾門 四、三巻本『色葉字類抄』に収録された人名について ―「名字部」を中心に― 藤本 灯 五、キリシタン・ローマ字文献の撥音表記について 千葉 軒士 (午後3時30分) 六、『今昔物語集』と訓読資料 松尾 譲兒 七、『後二条師通記』における使用語彙の一側面 ―各年毎の新出語彙という観点から― 柳原 恵津子 ○ 会務報告 ○ 懇親会(於 東京大学山上会館)
(午後1時30分) 一、日本漢音における「韻書上声非全濁字の去声加点例」について 石山 裕慈 二、両足院所蔵の黄山谷の抄物二種 蔦 清行 三、『水鏡』における漢文訓読語と和文語との混在について ―〈漢文翻訳文〉における用語選択の問題として― 青木 毅 (午後3時30分) 四、国際仏教学大学院大学蔵『摩訶止観 巻第一』の朱白の訓点について 廣坂 直子 五、漢文訓読資料における句読点について 小助川貞次 六、"Descriptive Catalogue of the Chinese Manuscripts with Reading Marks & Notes from Dunhuang" (『敦煌点本書目』)の英文術語 石塚 晴通 ○ 総会 ○ 懇親会(於カンフォーラ 京都大学正門西側)
(午前11時) 一、平家物語における四段活用動詞「アフ」の表記について 刀田 絵美子 二、『本朝文粋』各本における漢語声調について 石山 裕慈 (午後2時) 三、西大寺本金光明最勝王経平安初期点における中国口語起源二字漢語の訓読 唐 四、漢文訓読用語の国際的共有について 呉 美寧・朴 鎭浩・ジョン ホイットマン・ ヴァレリオ ルイジ アルベリッツィ・月本 雅幸 (午後3時30分) 五、デジタル画像資料による文献研究にむけて―HNGと画像内文字参照システムの統合的運用のこころみ― 岡本 隆明・當山 日出夫・高田 智和 六、『敦煌点本書目』の構想 石塚 晴通・小助川 貞次 ○ 会務報告
( 午前10時 ) ( 研究発表会 ) 一、漢字字体研究の方法に関する一考察 ―HNGの利用を通して― 斎木 正直 一、口訣資料と訓点資料の接点 ジョン・ホイットマン ―佐藤本「華厳文義要决」のヲコト点/点吐を中心に― 一、家持の語法 ―「心つごく」は歌語か訓点語か― 吉田 金彦 一、『播磨国風土記』の「南毘都麻」について 大坪 併治 ( 午後1時30分 ) ( 第100回記念講演会 ) 一、口訣資料の解読について 朴 鎭浩 :春日政治『西大寺本金光明最勝王経古点の国語学的研究』との対比を通して 一、口訣資料の韓国語研究への寄与について 南 豊鉉 一、漢文訓読史研究の課題と構想 小林 芳規 一、「訓点語彙」について 築島 裕 ○総会
(午前10時30分) 一、新撰字鏡天治本における「在―部」注記の付記方針について 永井 圭司 二、三巻本『色葉字類抄』畳字部に収録された訓読の語の性質 藤本 灯 三、呉音字音直読における境界について 石山 裕慈 (午後1時30分) 四、『三宝感応要略録』訓読試論 松尾 譲兒 五、『後二条師通記』冒頭三カ年分の「本記」と「別記」について 柳原恵津子 六、中世芸能文書における用字法 谷川 淳子 (午後3時30分) 七、キリシタン版の文字遣 白井 純 八、金沢文庫本白氏文集巻三十一『中書制誥』の漢字字体 當山日出夫 ○ 会務報告
(午後1時) 一、柏舟宗趙講『周易抄』の語彙 山中 延之 一、疑問表現で用いられるゾ 蔦 清行 一、石山寺本『大智度論』古点における「誰……者」の訓法について 大坪 併治 (午後3時) 一、日本書紀における中国口語起源二字形容詞・連詞(接続語)の訓点 唐 一、明州刊本六臣注文選(足利学校遺蹟図書館蔵)に加点された和訓について 渡辺 さゆり 一、訓点資料として見た敦煌本尚書の諸相 小助川 貞次 一、「破音」の概念 石塚 晴通 ○総会
(午前10時30分) 一、本朝文粋に見られる字音声調と訓法との関連について 石山 裕慈 一、日本古代における中国口語の受容と展開 渡辺 滋 一、平安時代古記録における「之+形式名詞」―定型化の実態― 柳原 恵津子 (午後1時30分) 一、字体の歴史と伝統とは―文字の伝承の視点から「祇」を事例として― 當山 日出夫 一、原典を通して見た『羅葡日辞書』の翻訳 岸本 恵実 一、撥音史素描 肥爪 周二 (午後3時30分) 一 、敦煌加点本を巡る研究課題 小助川 貞次 一 、前田本日本書紀の訓点に附された声点 石塚 晴通 一 、平安時代における訓點記入の速度について 築島 裕 ○会務報告
(午後1時30分) 一、『毛詩聴塵』の成立について ―先行抄・注釈書との関わりから― 田中志瑞子 一、外国人の漢字教育書としての『文字のしるべ』 岡墻 裕剛 一、平安初期の仏典に於ける再読字の成立について 大坪 併治 ( 休 憩 ) (午後3時30分) 一、正法眼蔵の文体史的一考察 ―「動詞+キタル」の語法の受容を例として― 李 長波 一、類聚名義抄の声点型とアクセント類の対応の検定 宮澤 俊雅 一、憶良の語法 ―くれくれと― 吉田 金彦 ○ 総会
(午後1時30分) 一、「當」・「将」の再読よみの固定化に関する一試論 王 秀梅 一、書体の変遷IV ―鬥・門・つ― 紅林 幸子 一、漢字音の「連濁」は如何なる現象か 榎木 久薫 ( 休 憩 ) (午後4時) ○ 会場校代表挨拶 岡山大学文学部長 倉地 克直 教授 一、デジタル版点本書目の構想について 小助川貞次 一、図書寮本日本書紀巻第二の訓法 石塚晴通 ○ 会務報告
一、清濁の対立の変遷について ―ハ行転呼を手がかりにして― 小川 武司 一、「韻引き字樣」としての『干祿字書』 鳩野 恵介 一、チェンバレンの漢字研究について 岡墻 裕剛 一、大矢透博士著『仮名遣及仮名字体沿革史料』所収『大智度論』の 傍訓について 大坪 併治 ( 休 憩 ) ○ 会場校代表挨拶 東京学芸大学理事・副学長 馬淵 貞利 教授 一、京都における「祇園」の表記の実態 ―非文献資料による文字史のこころみ― 當山日出夫 一、訓点資料が出来上がるプロセスについて 小助川貞次 一、橘守部の万葉仮名論 ―有坂秀世「上代に於ける特殊な假名づかひ」をめぐって― 安田 尚道 ○ 総 会
本学会では、日本に古訓点資料が豊富に現存するにも関わらず、原本を解読する研究者が少ない現状に鑑み
二松学舎大学COEプログラムとの共催により、原本解読を可能とするための講習会を開催致します。
【講座】 2月16日 10:00〜12:00「漢文の種類」 高山節也 (二松学舎大学教授) 14:00〜16:00「仏典訓点資料」月本雅幸 (東京大学教授) 2月17日 10:00〜12:00「漢籍訓点資料」小助川貞次(富山大学教授) 14:00〜16:00「国書訓点資料」石塚晴通 (北海道大学名誉教授) ○応募締切:平成18年 2月 9日(木)講座開講1週間前 先着順で定員になり次第締切 *2日通しでも1講座のみでも可 ○申 込 :講座のお申し込み受付は終了致しました。
一、漢字「押」「推」と和語動詞「おす」 ―漢字受容のあり方をめぐって― 百留 康晴 一、曾摂の呉音音形諸層について 李 香 一、字音資料として見た史記夏本紀における問題点 ―国家図書館(台北)所蔵本と東洋文庫本との比較― 渡辺さゆり < 休 憩 > ○ 会場校代表挨拶 東北大学大学院文学研究科長 野家 啓一教授 一、濁音・喉内鼻音韻尾の標示レベルの相対的関係 肥爪 周二 一、漢籍訓点資料における割注への加点について 小助川貞次 一、九条家本延喜式の古訓点について 月本 雅幸 一、神護寺経蔵の構成と伝承 石塚 晴通 ○ 会務報告
一、朝鮮資料の四つ仮名表記 ―韓国語音韻史の観点から― 朴 真完 一、江戸初期仏教教学における「呉音」「漢音」の意識について ―日遠『法華経随音句』を中心にして― 中澤 信幸 ○ 会場校代表挨拶 甲南大学長 杉村 芳美教授 一、古字書における反切・同音字注への声点加点について 佐々木 勇 < 休 憩 > 一、『日本霊異記』の訓釈「覆<カヘス>」について 大坪 併治 一、日本書紀古訓における「ハラカラ」 金 紋敬 一、東大寺図書館蔵七喩三平等十无上義について 山本 真吾 一、敦煌漢文文献における破音加点の背景 小助川貞次 ○ 総会・会務報告
一、仮名字体の規範意識 宅間 真紀 一、涅槃講式における漢語声調の変化について 石山 裕慈 一、淑明女子大學校蔵角筆文献及び架蔵韓国角筆文献「孟子」の紹介 ―角筆の書き入れをとおしてみる韓国十九世紀の漢籍訓読の状況― 柚木 靖史 〈 休 憩 〉 ○ 会場校代表挨拶 熊本大学文学部長 森 正人教授 一、声明博士にみる国語音韻の特徴について ―『般若理趣経』加点博士を中心として― 尾山 慎 一、日本書紀における中国口語起源二字動詞の訓点 TANG Wei 一、『字音仮字用格』「おを所属弁」の論構成 ―「五十音図」テクスト化の最終段階― 釘貫 亨 ○ 会務報告
一、漢語の受容 ― 「一切」の場合 ― 原 裕 一、日本書紀における口語起源漢語の訓点 TANG Wei 〈 休 憩 〉 一、角筆文献の安定的画像化に向けての一方法 石井 行雄 古市 洋二 一、『洪武正韻』の利用と『洪武聚分韻』の出版 辜 玉茹 一、国家図書館(台北)所蔵本史記夏本紀とその訓点 池田 証寿 渡辺さゆり 高田 智和 〈 休 憩 〉 ○ 会場校代表挨拶 実践女子大学文学部長 湯浅 茂雄教授 一、石山寺本『大智度論』天安点の古訓「そりあがる」をめぐって 大坪 併治 一、敦煌本毛詩鄭箋(S.10)の加点方法について 小助川貞次 一、近世における呉音漢音の分類 ― 韻鏡易解から磨光韻鏡へ ― 湯沢 質幸 ○ 総会・会務報告