第5回日本学術振興会育志賞受賞決定


第5回日本学術振興会育志賞

第5回平成26年度日本学術振興会育志賞応募について、本学会は会員の田中草大さん(東京大学大学院人文社会系研究科、研究課題「変体漢文を中心とする日本語文体史の研究」)を昨年6月に推薦しておりましたが、本日、受賞が決定しましたので、お知らせいたします。

育志賞は、天皇陛下の御即位20年に当たり、社会的に厳しい経済環境の中で、勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援・奨励するための事業の資として賜った御下賜金に基づき、平成22年度に創設されたものです。第5回育志賞では、大学と学協会から157名の応募があり、18名が受賞者に決定しました。授賞式は、平成27年3月4日、日本学士院で挙行の予定です。

このたびの田中さんの受賞決定は、日本語研究分野で初めてのことであり、さらに加えて言語系学会からの推薦としても初めてのこととなります。推薦した本学会の名誉を大いに高めていただきました。本会を代表してお祝いとお礼を申し上げます。

平成27年1月30日

訓点語学会
会長 木田 章義


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